大幅に変更されたカナダのフードガイド

1月22日にHealth Canada (政府機関) 発表されたカナダのフードガイド
(日本で言う食生活指) 、話題になりましたね。
2007年のフードガイド以来10年以上ぶりに !刷新され、
ニュースでは議論が沸き起こったりと注目を浴びています。

旧フードガイド

ひと昔前は、
牛乳を沢山飲みましょう、バランスよく動物性タンパク質も沢山取りましょう、
一日何グラムの動物性及び植物性タンパク質、一日何杯の牛乳や何グラムの乳製品を取りましょうと言われてきた気がします。

しかし、
今回のフードガイドは驚くものに変わっていたんです。

今回刷新された2019年カナダフードガイド
food guide


2007年~2018年 (旧)カナダフードガイド
Canada's Food Guide 2007 ~ 2018

2018
2018-2

新旧比較

比べてみると大きな違いに気づきませんか?
旧ガイドの虹のデザインを見ると色分けされて4項目に分かれていた食べ物の分類が、
2019年から3項目になり、野菜と果物でその半分を占めています。

ミルクや乳製品の項目は設けられていません
その代わりに水を沢山飲みましょう!と案内されています。

そして、4分の1に割当てられたタンパク質の内訳を見ると、
動物性タンパク質は少しになり、豆類が目立っています。

賛否両論があったのは特にこれらの部分です。
酪農家や牛、豚や鳥を育てている農家にとっては需要減少を促す案内は困ります
一方で、ベジタリアンやヴィーガン (完全菜食主義者) にとっては喜ばしいニュースです

ナッツや豆類から取れる植物性のタンパク質を沢山取りましょう!と案内されています。
政府の記者会見では、例として豆腐”TOFU”が挙げられていました

ちょっと話が逸れますが、
記者会見会場が以前ご紹介したモントリオールのマーケットでした
フレッシュな野菜や果物が沢山あってとても気に入った場所だったので、テレビの前で思わずはしゃぎました

marche

精進料理の良さを改めて知る

さて、話を戻して、
”TOFU”という言葉を聞いた途端、日本人として誇らしく感じました。
昔は豆腐の種類も限られていて買える場所も決まっていたのに、今はどうでしょうか。
アジアンスーパーマーケットだけでなく、どこのスーパーでも買える品に格上げされています
しかも、寿司”SUSHI”と同様にどの国でも通用する日本語になりました。

日本では精進料理があるように、
日本の良い物はこれからもっと世界中で認められる様になり、
浸透していくだろうと思っています

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